お客様
Rushil Décor Ltd
業種
消費財
主要ソリューション
SAP S/4HANA
本稼働
2023年
国
インド
インドを拠点とするRushil Décor Ltdは、ラミネートおよび中密度繊維板（MDF）業界のリーダーであり、世界50か国以上でビジネスを展開しています。1993年に設立された同社は、ラミネートおよび関連製品のインド最大級メーカーに成長しました。拡大する市場に対応するため、物流プロセスの合理化、業務のシンプル化、大幅な効率向上を実現するデジタルトランスフォーメーション（DX）を検討した結果、DXを得意とするWesternacher Consultingをパートナーに選択しました。6つの生産工場と25の倉庫にSAP S/4HANAを導入し、わずか7か月で、ビジネスプロセスのデジタル化によるメリットを得ることができました。
SAP S/4HANAの導入は、費用管理の強化、業務効率の向上、ビジネスプロセスのシンプル化・デジタル化といった戦略的メリットをもたらします。Rushil DécorのエグゼクティブディレクターRushil Thakkar氏は、こうした改善によりコアコンピタンスと経済活動により集中できるようになった、と言います。
SAP S/4HANAの導入は経営陣が下した重要な決断であり、適切なパートナーを見つけることが極めて重要でした。「Westernacherは、まさにゲームチェンジャーとして登場してくれました。ベストプラクティスと適切な変更管理を採用し、スケジュール内にプロジェクトを完了させました。ビジネスプロセスの適応性を確保し、きちんとしたトレーニングも提供してくれました」とRushil DécorのプロジェクトマネージャーChirag Vyas氏は説明します。
SAP S/4HANAは、持続可能なイノベーションの基盤です。Rushil Décorは、スピード、シンプルさ、データアクセシビリティを兼ね備え、将来を見据えたERPシステムのパワーを活用し、本稼働を成功させ、多くのメリットを得ることができました。具体的には、期末決算にかかる期間を40～50％短縮、顧客への出荷精度を99％に向上、チームの生産性を50％以上向上、総物流コストを10％削減、などが挙げられます。
Westernacher Consulting IndiaのSEA、ANZ、MEマーケットユニットリードAmit Aminは、「弊社は変更管理と業界のベストプラクティスに根ざした導入を行い、お客様の課題に的確に対処し、人材、プロセス、テクノロジーの包括的かつレジリエントな変革を実現しました」と言います。
弊社のソリューションアーキテクトRoopesh Shahは、ユーザーの早期参画、データ移行の専任チーム、そして効果的な変更管理の実践がこのプロジェクトを成功に導いた、と述べています。
Thakkar氏は、「これまで長い時間を費やしていた戦略的意思決定プロセスが、今回の変革により迅速化されたことに特に満足しています。効率的なサプライチェーン管理が実現したことで、調達プロセスも大幅にスピードアップしました」とThakkar氏は語ります。
WesternacherによるSAP S/4HANA導入が、プロセスの効率化、データの標準化、財務とビジネス業務の統合を実現し、現代的で革新的かつ持続可能な物流プロセスが現実のものとなりました。
40-50%
期末決算期間の短縮
99%
顧客出荷精度
50%以上
チームの生産性向上
10%
総物流コストの削減
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