John Keells Groupは、小売、食品・飲料、金融、物流、IT、ホスピタリティなど、幅広い分野で活躍するコンソーシアムです。首都コロンボを拠点とし、国内100店舗以上を展開するスリランカ最大のスーパーマーケットチェーンを所有しています。同社は、この急成長に遅れを取ることなく、野心的な計画を実現するため、あらゆるオペレーションを舵取りする新たな戦略的プラットフォームを検討していました。そして、既存のシステムアーキテクチャをSAP EWMへアップグレードすることを決断しました。
John Keellsは、そのビジネスを支える重要なパートナーとして、グローバルな実績・SAP EWMの専門知識・長年に渡るSAP EWM導入事例を持つWesternacherを選択しました。
John Keellsスーパーマーケットは、すでに2007年からSAPを使用していました。ただし、その多くのプロセスはSAP WM内でカスタマイズされたソリューションでした。入荷から棚入れ、ピッキング、補充、在庫棚卸、倉庫情報まで、あらゆるプロセスを適応させる必要がありました。
今回導入した標準EWMソリューションは、John Keellsの現在の要件を満たすだけでなく、長期的な戦略的柔軟性も持ち合わせています。
SAP EWM導入は、3つの物流センターを中心に3段階に分けて行われ、乾燥食品、生鮮食品、冷凍食品が最新鋭倉庫に格納されました。第1段階では、生鮮食品用倉庫にSAP EWMの機能を導入しました。第2段階では、既存の乾燥食品用物流センターにSAP EWMを導入して2か月間監視し、問題点や懸念事項を洗い出しました。最終段階では、乾燥食品用物流センターの機能を新しい倉庫へ移行し、本格稼働を開始しました。稼働開始後も、Westernacherのサポートは続きました。
John Keellsは、ガイド付き画面がミスのないオペレーションをサポートするWesternacherの「We scan | UI5 EWM」アプリを採用しました。このユーザーフレンドリーなアプリでは、すべてのアクションをタッチ操作で行うためファンクションキーが不要となり、SAP EWMとRFアプリでのこれまでにないユーザーエクスペリエンスが実現します。「We scan | UI5 EWM」フルサポートアプリでは、フォトキャプチャやライブビデオ通話などの追加機能を使用できます。
John Keellsは、Westernacherとのパートナーシップにより、将来を見据えて標準化された機能を備える次世代倉庫管理ソリューションの導入に成功しました。このソリューションが将来にわたり同社のニーズを満たし、今後の成長計画を支えるものとなっていくでしょう。
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