2月中旬のSAP Signavio新製品リリースにより、プロセスマイニングモジュール「Process Intelligence」が大幅にアップグレードされました。
これまで長い間、プロセスアナリストたちはエンドツーエンドのプロセスメトリックを独自に定義・作成しなければなりませんでした。しかし、もうその必要はありません!SAP Signavioの新しい「メトリックライブラリ」は、SAP Signavioのバリューアクセラレータコレクションで利用可能な各プロセスに対して、ベストプラクティスに基づく多数の事前定義済みプロセスメトリックを提供します。
でも、それってどういうこと?
たとえば皆さんが、前回の私たちのアドバイスに従ってバリューアクセラレータを導入し、SAP EWMの倉庫プロセスをプロセスマイニングでトラッキングし始めたとしましょう。素晴らしいです!
でも、ここからどう進めていけばいいのでしょう?事前定義された、見た目も美しいプロセス分析用ダッシュボードは用意されていますが、肝心のプロセスメトリック(プロセスパフォーマンス指標)が空のままです。
その状況が今回のアップデートで一変します。すぐに使えて、簡単にインストールでき、必要に応じて調整可能なプロセスメトリックが、ワンクリックで利用できるライブラリとして提供されるようになったのです。
さらに一歩進んで...
今回のアップデートで、SAP Signavioのプロセスビューに[Auto-Insights(自動インサイト)]タブも追加されました。
このビューを初めて開く、またはフィルタリングやグループ化などでビューを変更すると、ウィジェットが再読み込みされます。というのも、このビューでは、SAP Signavio独自のプロセスAIが、プロセスデータで設定または検出されるプロセスメトリックをもとに自動的にインサイトを生成するからです。
そうです!このページを開いてしばらく待つと、プロセスデータ内で特定された異常値をもとに、すぐに使えるプロセスインサイトが生成されます。利用可能な属性でフィルタリングしたり、指標ごとにグループ化して分析範囲を絞り込むこともできます。
生成されたウィジェットは、SAP Signavio Collaboration Hubで使用するインサイトとして保存したり、独自のダッシュボードや調査でさらにカスタマイズ(SIGNALコードの調整など)するためのウィジェットとして保存できます。
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