EUDR（欧州森林破壊防止規則）コンプライアンスソフトウェアで業界をリードするLiveEO社と、SAPゴールドパートナー、そしてサプライチェーン変革のエキスパートとしてグローバルに活躍するWesternacher Consultingの提携により、EUDR対応をさらに強化する将来を見据えたソリューションが実現します。
2026年より、120万社以上の企業に対し、大豆、カカオ、コーヒー、パーム油、牛、ゴム、木材などの一次産品が「森林破壊フリー」であることの証明が義務付けられます。検証可能な情報がなければ、これらの製品をEU市場で流通させることができません。この規制は、グローバルサプライチェーンの未来を大きく変えようとしており、企業には迅速な対応が求められています。
LiveEO社とWesternacher Consultingは、最先端の衛星分析技術とSAP統合の専門知識を融合し、合理化されたエンタープライズ対応のEUDRコンプライアンスソリューション「TradeAware」を提供します。
LiveEO社のエンドツーエンドEUDRプラットフォームTradeAwareは、高解像度の衛星データ、AIによる森林破壊リスク評価、法的レビューを基盤とし、主要なコンプライアンス業務を自動化。複雑なサプライチェーン全体でのシームレスなデータ共有を可能にし、効率的かつ確実な法令遵守を支援します。
Westernacher Consultingは、サプライチェーンのデジタル化、倉庫・輸送管理、ERP戦略における豊富な経験を活かし、TradeAwareをお客様の既存SAPシステムに直接組み込むことで、さらなる付加価値を提供します。
Westernacher Consultingは、ヨーロッパ、アジア、南北アメリカ、中東などの主要地域に拠点を構え、真のグローバル組織として事業を展開しています。この国際的なプレゼンスにより、世界各地のベストプラクティスを取り入れた地域特化型のサービスで、20か国以上のお客様を支援しています。各国に展開する拠点から、多様な文化的背景を持つチームが、グローバルかつ一貫したサービスを提供します。
LiveEO社のCEO、Daniel Seidel氏は次のように述べています。「物流や製造業のグローバルリーダーが信頼を寄せるWesternacherは、そのSAP統合の専門性を活かし、お客様の業務基盤にTradeAwareを組み込むことで、スムーズな運用を実現します。Westernacherと協力し、企業が抱える規制リスクを競争優位に変えるためのソリューションを提供していきます。」
SAPを活用する企業にとって、EUDRは重要な規制対応課題となっています。本パートナーシップにより、拡張性の高いインテリジェントなコンプライアンスソリューションの提供が実現します。SAP内で稼働するTradeAwareは、地理空間データの収集から、合法性の検証、自動レポート作成、監査対応に至るまで、気候変動問題に真剣に取り組む企業が必要とする包括的ソリューションです。
Westernacher Consultingの経営陣は次のように述べています。「いまや、持続可能性はサプライチェーンのパフォーマンスと切り離すことのできない存在です。LiveEO社とのパートナーシップにより、リモートセンシングによる高品質なインサイトをSAPシステムに統合し、コンプライアンス、回復力、事業継続性を1つのソリューションで実現できるようになります。」
